ファイナル・シーズン
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42歳サラリーマン男のモテ道場

大人の男の魅力を若い女子に伝えるために

中間管理職の厳しい日常

42歳係長。完全に出世コースではない私だが、世の同年代の男は企業なら課長、部長、次長クラスになっている人も多いと思う。

 

この間久しぶりにあった学生時代の友人に聞いたところ、起業して会社をまわしているという同年代も以外といるらしい。そんな話を聞いていると、ふと自分が情けなくなったりもする。あいつらは確実に年収でも人生の充実度でも私の上を行っているのだろう。

 

中間管理職の厳しさを身に染みて感じる今日この頃。私は部下の相談を受けある事件に向き合うことになった。社内での窃盗だ。ロッカー内にあった部下の財布から、福沢諭吉が数枚消えているとのこと。その部下は独自に自分のロッカーに監視カメラをしかけ、見事証拠の動画を収めた。

 

私はさっそく上司に掛け合い、話し合いでその犯人を懲戒解雇にする方針で固まったのだが、翌日になり上司の意見は180度方向を変える。その上司も中間管理職だから決定権はないにしろ、さらに上の方からこのことは社内で隠密に済ませろとの伝令がいったようだ。

 

私は部下に宣言してしまった手前、引くに引けなくなり、会社の方針と良心の呵責で悩んだ。結局、私は出来るかぎり会社にはバレナイように被害者である部下と一緒に動き、犯人を圧迫するところまではできたが、それ以上はこちらから手を下すわけにもいかない。手を下せば、会社は私ごとどうにかする気らしい。